初来日公演が決定したf(x)。
エレクトロポップなサウンドと独特なダンスが人気の彼女たちは、K-POPのガールズグループの中でもスタイリッシュで個性があり、他のグループとは一味違ったクールな印象がファンからも人気です。
ファンの8割が女性とも言われており、同性からの熱狂的な支持を集めるf(x)ですが、今回はf(x)メンバーのデビューのきっかけやエピソードについてご紹介します。
(出典:twitter)
f(x)クリスタルのデビューのきっかけは姉のジェシカだった
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クリスタル・・・本名:チョン・スジョン、1994年10月24日生まれ、アメリカ出身
f(x)の中でも断トツの人気を誇るのがクリスタルです。まさにクールビューティーという言葉がぴったりの彼女は、韓国の芸能界でもトップクラスのビジュアルを持っています。そしてクリスタルと言えば、姉に元少女時代のジェシカを持ち、SMTOWNの美人姉妹としても有名ですよね。
そんなクリスタルがSMの練習生になったのは2006年。クリスタルがSM関係者にスカウトされ、その後ジェシカもスカウトされ練習生になったと言われていますが、トーク番組では、すでに練習生だったジェシカの元へ遊びに行ったクリスタルが事務所関係者にスカウトされ、練習生になったと本人が話しています。
約3年の練習生期間を経てf(x)のメンバーとしてデビューしたクリスタルは、口数が少なく、クールなイメージが強いですが、サイン会などではファンと気さくに接し、笑顔も見せるなど、とても愛想のいいキュートな女性です。
また、ジェシカと共に出演したリアリティ番組「ジェシカ&クリスタル」では、普段では見せない、甘えん坊な一面ややんちゃな一面も見せるなど、普段見せるクールな表情とのギャップがたまらなくかわいいと、ファンの間でも話題になりました。
その美貌からドラマなどにも数多く出演し、2011年に出演したドラマ「ハイキック3 -短足の逆襲- 」で見せた「プインプイン」という、猫のように手を振りながら愛嬌をふりまく仕草は韓国でも流行するほど。
同期にはSHINeeのテミンやEXOのカイなどがおり、2人と共演したファッション誌のグラビアでは美しいショットを披露し、ファンもうっとりするほどでした。普段はあまり感情を外に出さないイメージのクリスタルですが、4人で活動を始めたf(x)が「4walls」で音楽番組で1位を獲得した時に、周りもびっくりするほど滝のように涙を流し号泣した様子は、見ていたファンも感激するほどでした。
クールビューティーと言われている彼女ですが、誰もが想像できなかったほどの大きな苦悩を秘めていたのかもしれませんね。その美しい涙はファンや視聴者からも注目を集めました。
何でもこなすf(x)の愛嬌担当、アンバーは女性ファンからとにかくモテまくり!
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アンバー・・・本名:アンバー・ジョセフィーン・リウ、1992年9月18日生まれ、アメリカ出身
ボーイッシュな雰囲気が女性ファンを魅了するアンバーは、f(x)のラッパー。一見やんちゃな男の子のようなビジュアルですが、実はとても整ったキュートな笑顔が人気です。女性ファンが多いと言われているf(x)ですが、その中でも断トツの女性ファンを持っています。
英語、中国語、韓国語を話し、フランクな性格で韓国の芸能界にも友人が多いアンバーは、バラエティや音楽番組でもMCを担当するなどその多才ぶりを発揮しています。そんなアンバーは2008年にSMのグローバルオーデションに合格し、練習生となりました。
デビュー前から現在のEXOのメンバーと仲が良く、f(x)が第1集をリリースした際もEXOのメンバーの名前をスペシャルサンクス欄に記載したり、出演していた音楽番組にEXOが初めて出演した際には、メンバーを気遣う姿が見られるなど、その面倒見の良さはファンからもお馴染みです。
そしてSUPER JUNIOR-Mのヘンリーとは、熱愛報道が出てしまうほどの仲。練習室で初めてアンバーを見たヘンリーは、男性だと思い「What’s up bro」とあいさつしてしまったとトーク番組で語っています。海外出身、そして社交的な性格で、性別を超えた親友となった二人は、ヘンリーのステージにアンバーが飛び入り出演するほどの仲の良さ。
また、AileeやGOT7のジャクソンなど、違う事務所のアーティストとも男女問わず親交があるアンバー。彼女のフランクで前向きな性格は、自然と周りに人が集まってきて、人気者になっているのかもしれません。
デビュー前から練習の鬼だったルナはf(x)イチの努力家
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ルナ・・・本名:パク・ソニョン、1993年8月12日生まれ、韓国出身
華やかな雰囲気と抜群の歌唱力を持つルナは、その歌唱力を活かしてミュージカルなどでも活躍しています。練習生になる前からテレビなどに出演しており、テレビ出演を見たSM関係者の目に留まったのがきっかけで2006年にSMの練習生となりました。広々とした大平原のある田舎に住んでいたルナは、練習生になるためにソウルに引っ越しましたが、あまりの環境の違いに驚き、早く慣れるために街を歩き回ったり、礼儀正しく挨拶するように心がけていたそうです。そして、ルナといえばとにかく練習の鬼と言われるほどの、練習魔であることが知られています。
人が1時間練習するのを自分は3時間練習しないと気が済まなったというルナは、BoAの練習の様子を知り、家に帰るふりをして朝まで一人で練習室にこもって練習をしていたそうです。そのため、疲れ果てすぎて自分が寝てしまったことに気が付かず、鼻血を流しながら寝ていたのを父親に起こされた思い出があるとトーク番組で話しました。また、デビュー前はメンバーたちにも同じ練習量をさせようとし、衝突したこともあったそうです。疲れとお母さんに会いたいという気持ちからどうしようもない気持ちになったメンバーと一緒に聴いたのがケリー・スウィフトの「We are one」という曲で、今でもこの曲を聴くと、当時のことを思い出すと語っています。
彼女の人並ではない相当の努力は無事にデビューという切符を掴み、努力家ルナとしてガールズグループのトップアーティストとしての夢を叶えました。家族が大好きだというルナは、アーティストでもあり、プライベートでは笑顔がキュートな普通の20代の女の子でもありますね。