YGエンターテイメントのデビューサバイバル企画「WIN」から生まれ、2014年にデビューしたWINNER。そして「WIN」の続編プロジェクト「MIX&MATCH」から生まれ、9月15日にデビューが決定しているiKON。
同じデビューサバイバルを経験した同期練習生だった彼らは、同じYG所属でもその魅力は全く違います。
今回は、良きライバルであり、良き仲間でもあるiKONとWINNERの魅力の違いを徹底解剖します!
(出典:Twitter)
iKONとWINNERの違い、個性のあるメンバーが勢揃いする2グループ
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iKONとWINNERが誕生したきっかけとなったデビューサバイバル番組「WIN」。チームAとチームBの2チームに編成された練習生たちが、様々なミッションをクリアしながらデビューを目指したこのプロジェクトは、BIGBANGに続くYGのボーイズグループということで、グローバルな注目を集めました。
メンバーのキャラクターやステージングのセンスがまったく異なる2グループ、軍配はチームAに上がり、WINNERとして2014年にデビューを果たしました。
WINNERはリーダーのカンスンユンを中心に、ボーカルのキムジヌとナムテヒョン、ラッパーのソンミノとイスンフンの5人のメンバーが属しているグループ。韓国の人気オーディション番組出身のスンユンの圧倒的な歌唱力と、ジヌとテヒョンの伸びのあるボーカルは、新人アーティストながら、YGアーティストの中でも実力派と呼ばれています。
また、アンダーグラウンドのHIP HOPシーンでも注目されていた実力派ラッパーのミノと、フレキシブルなセンスを持つスンフンのラップがWINNERの楽曲をより一層盛り上げています。韓国デビューして程なく日本デビューも果たしたWINNERは、日本でもBIGBANGの前座を務めたり、野外フェスに出演するなど、日本での活動も精力的にこなしており、新人ながらグローバルな活動は、注目を集めています。
「WIN」でデビュ―サバイバルに敗れたものの、その後の後継プロジェクト「MIX&MATCH」でデビューを射止めたiKON。すでにカリスマ的な人気を誇るリーダーのB.I、ラッパーのBOBBY、ボーカルのキムジンファン、ソンユニョン、キムドンヒョク、クジュンフェの元チームBの6名に加え、「MIX&MATCH」で新たにメンバーに加わったチョンチャヌを加えた7人のメンバーで構成されています。
実は「WIN」ではそのスキルの高さとキャラクターの濃さから、話題性も人気も高かったチームB。WINNERとは全く違うコンセプトで2015年にデビューが決定しました。
ラッパーサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY3」に出演し、ラッパーの最高峰に立ったBOBBY、BOBBYと並んでそのラッパースキルはアンダーグラウンドのラッパーたちからも認められているB.I、そしてBIGBANGのテヤンに続くボーカリストだとYGのヤン社長に言わしめたジンファンなど、デビューサバイバルで敗退するにはスキルが高すぎる逸材が集結したiKON。
まだデビュー前の彼らは、そのステージはまだ謎に包まれたままですが、WINNERとはまた違ったデビューステージを披露するのにファンも待ち遠しくて仕方がありません。
先輩アーティストBIGBANGのSOLがiKONとWINNERの違いについて語る
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BIGBANGに続くYGのボーイズグループとして誕生したWINNERとiKON。「WIN」や「MIX&MATCH」でも審査員として登場し、彼らのよき先輩でもあるBIGBANGのSOLは、後輩になる2グループについてインタビューで語りました。
BIGBANGの日本公演の前座に出演した2グループのステージを、ステージの傍らで見守ったSOLは「カラーが明らかに違った」と語りました。iKONに対しては、ヒップホップ色が強く、どうなるか読めなかった、WINNERはiKONよりも年齢が髙いせいか、落ち着いたステージをこなし、自分たちが伝えたいこともよく観客に伝わっていた、と2グループのステージを見て違いを語りました。
また、YGのヤン社長は、YGの未来よりWINNERの成功の方が大切だと語り、BIGBANGのようなグループになって成功してほしいと語っています。iKONに関しては、ヒップホップ色の強いグループとして活動していく計画を立てているそうで、iKONとWINNERの持つものが全く違うので、かぶるところもなく、それぞれのグループの傾向は全く違う、と2グループの方向性について語りました。
ボーカル色が強く、BIGBANGの弟分としてグローバルに活躍するWINNER、ヒップホップ色が強くアーティストとしての活動が強いiKON、全くカラーの違う2グループはこれからのK-POPシーンを盛り上げることに間違いありません!