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京セラドームライブレポで振り返ろう! SHINee WORLD2016 ~D×D×D~Special Edition

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2016年5月19日(木)に惜しまれながら、ついに日本ツアーのファイナルを迎えたSHINee。1月30日福岡からスタートした2016年のツアーSHINee WORLD2016 ~D×D×D~は、10か所20公演で35万人を動員し、大盛況のうちに幕を閉じました。

ここでは、京セラドーム2日目の5月15日のライブのレポートをご紹介します!

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SHINeeライブレポ! 1曲目からとばすライブは観客も体力勝負

アリーナツアーの1曲目は『Password』と、しっとりとした神秘的な曲からスタートでした。ドーム公演では一転、アッパー・エレクトロ・ハウス『Breaking News』でいきなり会場全体のボルテージをあげたSHINee。

今回のツアータイトルでもある『D×D×D』でイントロからファンの掛け声が響き渡り、メンバーと共に盛り上がるステージに。そして、『Sherlock(Clue+Note)』、『Stranger』、『Everybody』でさらにヒートアップ。パワフルな歌声とダンスで観客を魅了します。

続いて『Wishful thinking』、『Married to the Music(日本語)』、『View(日本語)』、『JoJo(日本語)』、『Your Number』とダンサブルな曲を立て続けに披露。

次に、バラード曲でSHINeeの歌唱力に心奪われていると、今度はそれぞれの個性を生かしたソロステージ。ここまでで十分にお腹いっぱいですが、デビュー曲『Replay』を披露したあと、ここからが本番といわんばかりのポップで明るいナンバーが続きます。

『321』や『photograph』、『Dazzling girl』といった日本オリジナル曲で、京セラドーム全体を沸かせたら、仕上げに『Lucifer(Remix ver.)』、『Burning up』、『Piccaso』でクールにかっこよくキメて本編は終了。

アンコールでは、新曲『君のせいで』を披露。代々木公演から歌ってきたこの曲をライブ会場で見られるのも残りわずかとあって、「SHINeeのせいで」苦しくなっているファンもいたのではないでしょうか。「日本でたくさん活動します」という、ライブ中のテミンの言葉を信じて、来年のツアーを待つことにしましょう。

ライブの最後を飾るのはミディアムバラード『Sing Your Song』。「一緒に歌いましょう!」というメンバーの言葉で始まり、会場全体で大合唱。覚えやすい歌詞とスクリーンの歌詞の表示で、曲を知らない人でも一緒に歌えるようになっていました。

パフォーマンスを一方的に見せるだけではなく、後ろの席まで観客全体一丸となって楽しもうとしているきめ細かい演出はさすがです。

SHINeeライブレポ! メンバーの成長が見られるソロステージ

  • SHINeeライブソロ:キー
  • Instagram Photo

    SHINee内で美的センスが1番のキーのステージ。前回は東京ドームのために用意した新曲を披露しましたが、今回は憧れの先輩BoAの『lookbook』を披露。先輩の日本語の曲をカバーするところは、さすが日本語能力もメンバー1のキーならでは。

    スクリーンの映像には、キーのインスタグラムでアップロードされた写真が映し出されます。その映像も見どころの1つとなりました。キー尽くしのソロステージです。

  • SHINeeライブソロ:ジョンヒョン
  • 続いて出てきたのは、韓国でソロアルバムの発売予定もあるジョンヒョン。披露したのはソロでのデビュー曲『crazy』。赤いスーツを身にまとい、クールに歌い上げます。ムービングステージで後方へ来るときには観客が湧きますが、そのほかにも盛り上がるポイントが。

    それは2番が日本語の歌詞になっているということ。なんと、サプライズで日本語バージョンを少しだけ披露してくれたのです。

  • SHINeeライブソロ:ミノ
  • そして、次はいきなり野球の実況中継が流れたかと思えば、ユニホーム姿のミノがベンチから登場! ステージに上がると、白いボールを観客に投げてミノの選曲したGreeeenの『キセキ』を歌いあげます。

    最初の茶番から雰囲気がガラッと変わり、ミノの歌声をバックに誰もが青春時代を思い出した瞬間。ミノはあまり日本語が得意ではなさそうですが、今回のツアーではレベルアップしたのでは? という声がチラホラ上がっていました。

    今回の『キセキ』の披露が、その裏付けとなったことでしょう。

  • SHINeeライブソロ:オニュ
  • 続いてリーダーのオニュは、ファンからリクエストが多かったオペラの『Nessun Drama』で、アイドル顔負けの歌声で会場を沸かせました。喉の調子が悪く、声が出なかった時期があったオニュが再び『Nessun Drama』を歌い上げたことで感動。ファンは安堵のため息をもらしたはずです。

    本人曰く「オペラはやっぱり難しい」とのことですが、喉はもう大丈夫とのこと。

  • SHINeeライブソロ:テミン
  • 最後はテミン。前回やりたかったけど出来なかったという日本語でのソロ曲披露を成しとげました。最新のソロアルバムに収録されている『One by One』、『Soldier』、『Press Your Number』をメドレー方式で歌いました。

    ピアノの上に乗る演出もあり、テミンのやりたいことが前回よりも色濃く反映されたステージになっていました。

    SHINeeライブレポ! ステージ構成が過去最高!?

    Instagram Photo

    今までのステージは、前のステージから花道が伸び、真ん中で横に伸びる中央ステージがあるというT字型の構成でした。SHINeeのライブは大抵この構成でツアーが行われ、ドーム公演になるとバックステージがあるという具合。

    いわゆる神席と呼ばれる、SHINeeのパフォーマンスを間近で見られる席は、ほんの一部のプレミアものでした。しかし、今回のライブではその神席の割合が増えるというキセキが。

    いつも通りのT字のステージに、中央ステージから「ハ」の字のように斜めに伸びる2本の花道が登場。さらに、中央ステージはムービングステージとなっていて、バックステージの役割も果たしています。

    これでトロッコで移動する手間が省け、前回よりも多くスタンド側でパフォーマンスすることが可能になりました。

    斜めに伸びる花道の先にも、高く伸びるクレーンに乗って後方の観客も間近で見えるような工夫も。アリーナの外周を回るトロッコの登場もあり、前回の東京ドーム公演よりもさらに多くの座席の人が楽しめるように進化していたのも今回のライブの特徴です。

    SHINeeライブレポ! MCで飛び出した話題とは?

    SHINeeのライバル登場!?

    新曲『君のせいで』の話で盛り上がったMC中、その流れでSHINeeのライバルの話題へ。猫によるSHINeeのコピーグループ「SHINyan」についてです。

    キーは「ファンの人がやったものだと思ったらオフィシャルだったからビックリした」と驚いていました。キー以外のメンバーも、オフィシャルだったことに驚いていたようで、「僕たちのアイディアではありません」とアピール。

    「何ですかアレは?」と言いつつも、SHINyanの真似をするジョンヒョン。

    『君のせいで』を歌うときには、SHINyanのMVと同じタイミングで「ニャ~」というジョンヒョンに、歓声と笑い声が響きました。切なく苦しいラブソングだというのに、「ジョンヒョンのせいで」可愛らしい『君のせいで』に。

    SHINeeライブ中にラーメン!?

    ソロステージが終わったあとのMC。キーが笑いながら「すごくプライベートな話ですが…」と切り出します。なにかと思えば「ミノが出番待ちしているときにラーメンを食べていた」とのこと。それに対して「問題はありますか?」と開き直るミノ。

    それどころか、「大阪のラーメンは美味しいで~す!」と味の感想まで。キーは「その余裕が凄い」と驚いていましたが、一同納得の意見。スポーツ好きのミノですから、メンバーのなかでもとくにメンタル面が強いのでしょう。

    テミンは、「お腹(からラーメン)が出ちゃうから気を付けて」と心配していました。結局は恥ずかしくなって「次の曲いきましょう」というミノでした。

    その後、「盛り上がっていきましょう」と言いたかったジョンヒョンが、うまく言えず照れてしまって「もり……」「もり……」と何度もつっかえていると、キーから「また時間がかかるから(怒)」と鋭いツッコミが。

    ようやく「盛り上がっていきましょう!」と言えたジョンヒョン。すかさずオニュが「盛り合わせ」とギャグをかましたら暗転。ファンはリアクションをする暇もないまま、次の曲を聞くことになりました。

    夢を叶えたSHINee 余裕たっぷりのライブ

    ドーム公演は2回目となったSHINee。今回は、初の京セラドーム公演も達成しました。

    以前の公演よりも、緊張がほぐれたのかソロではさらに個性が出た印象的なステージを見せてくれました。また、ライブ中の合間に流れるVCRでは、ほぼ韓国語ではあるものの「言葉」や「会話」が入り、ストーリーも楽しめるような構成。

    なんといっても今回は、ソロステージを除いて全て日本語で曲を披露したという点が大きな特徴ではないでしょうか。日本のファンの間でも人気が高い『JoJo』もドーム公演では日本語に変更。

    歌詞の理解が深まれば、もっと楽しめるのではないか、という想いが込められているはず。日本のツアーでしか体感できない・日本人にしか感じとれない日本語の歌詞の意味を存分に味わえたライブ。今年も多くの日本人シャオルが、SHINeeとのと素敵な思い出と歴史をつくりました。

    年々、グレードアップしていくSHINee WORLD。来年はどんなステージを見せてくれるのでしょうか。

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