BIGBANGの弟分として、9月15日にデビューを果たすiKON。そのiKONを率いるB.Iは、YGエンターテイメントのヤン社長に「第二のG-DRAGON」と言わしめたほど、実力とカリスマ性を持ったリーダーとして注目を集めています。
iKONが生まれたデビューサバイバル「WIN」や「MIX&MATCH」でも、メンバーたちを厳しく指導しながらも、ヤン社長も驚くほどの統率力を発揮しました。作詞作曲もこなし、ラッパーとしても実力を持つB.Iですが、実は意外な一面も持っています。
今回はiKONのB.IやBOBBYが参加した、ラッパーサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY3」で、B.Iが見せた意外な一面にまつわるエピソードをご紹介します。
(出典:Twitter)
iKONメンバーも参加したラッパーサバイバル「SHOW ME THE MONEY」とは?
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iKONのB.IとBOBBYが参加したラッパーサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY(以下SMTM)」。プロ、アマチュア問わず、ラッパーの頂点を決めるラッパーのサバイバルプロジェクトです。
厳しいオーディションを勝ち抜けた挑戦者たちがラッパーのトップを争うSMTMは、韓国で爆発的なヒップホップブームを巻き起こしたほどの人気番組です。ラッパーたちを審査するのは、韓国のヒップホップシーンで活躍する重鎮たち。彼らのシビアで鋭く、斬新なセンスで選び抜かれたラッパーたちは、そのトップを激しいバトルで争います。
ここでSMTMが他のサバイバル番組と違うところが、審査員たちが審査を合格したラッパーたちのプロデュースをするところです。それぞれ、プロデューサーになるラッパーたちの厳しい審査で選ばれぬかれた精鋭たちが、一流のラッパーのプロデュースでステージを披露し、視聴者と会場の観客によってその勝敗が決定されます。
時には過激すぎるリリックが社会問題になるなど、現在の韓国のヒップホップシーンだけでなく、音楽シーンをも騒がすサバイバルとして圧倒的な人気を集めています。
SMTMオーディションのあまりの緊張感に圧倒されたiKONのB.I
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SMTMはプロ、アマチュア関係なく、どれだけ経歴があろうとも、全員が1次オーディションから参加をしなければいけません。後にプロデューサーとなる審査員たちと1対1のオーディションは、そのあまりの緊張感と周りからのプレッシャー、そしてレジェンドとも呼ばれる審査員ラッパーたちの重圧など、いくら経験があっても参加者たちは皆顔をひきつらせ、緊張感に圧倒されながらオーディションに臨みます。
SMTM参加時はすでに「WIN」放送後で、YGの練習生ながらもすでに人気がすさまじかったB.IとBOBBY。ファンサイトのマスターの望遠カメラに追いかけられながらオーディションの列に並ぶ二人に、他の参加者から、アイドルラッパーとしての冷たい視線が突き刺さります。
参加者たちの脱落を目の当たりにし、緊張感を隠し切れない二人でしたが、審査員として参加していた、YGの先輩であるEPIC HIGHのTABLOから優しい言葉を掛けられ、ほっとした表情も見せます。二人のオーディションの順番になり、緊張した面持ちを見せつつも審査員にオリジナルのラップを披露したB.I。
しかし、あまりの空気にB.Iはラップのリリックを忘れてしまい、途中で止まってしまいます。一瞬表情がこわばるB.Iでしたが、なんと他のオーディション参加者たちの前に走り出し「緊張で歌詞を忘れた」とフリースタイルのラップを披露しました。
この突然の出来事に他の参加者たちもビックリ。そしてアイドルラッパーとして向けられていた冷たい目も、その実力に驚きを隠せず、B.Iは見事1次審査に合格しました。
「WIN」ではチームBのメンバーたちを統制し、リーダーとして敏腕ぶりを発揮したB.Iでしたが、緊張に押し殺され歌詞を忘れながらも、堂々としたステージをこなしたことに視聴者から多くの注目を集めました。